architecture

RAY(東京都世田谷区瀬田)

建主は外資系金融会社にお勤めのトレーダーで、ラグビーが趣味の御主人とその奥様。2人の子供と楽しく一緒に暮らすための新たな土地を購入し、新築計画が始まりました。

お2人が選んだ土地は、閑静な住宅街にある旗状敷地。前面道路が広く、ゆったりした街並みのせいか、よくありがちな窮屈さは全く感じません。

アプローチも幅や奥行きが十分にあり、雰囲気を演出できます。

周囲を住宅で囲まれた状況を打開すべく、効率的かつ多様な光を取り入れることが出来るよう、開口部に工夫を凝らしました。

南側の開口は主に安定した直射光を取り込み、3方向に渡り、水平に連続する視界の抜けを確保。一方、北側はトップライトやハイサイドライトなどからの拡散光の効果を期待しつつ、シンボルツリーを借景として室内に取り込むピクチュアウィンドウを設けました。

個室や書斎、水廻りを揃えた1階とは対称的に、2階には吹き抜けに面した大きな一室空間とし、ステップにより空間が繋がります。

3階に設えた二つの子供部屋は、常に気配がわかるようにガラス張りの半個室とすることで、各階が緩やかに連続することを意識しました。

都心でのハードな仕事を終えた御主人が、つかの間の休息を味わえるように、家の中で過ごす奥様が空間の中心でいつも子供に気を配りながらやすらげるように、光の溢れるおおらかな空間を目指しています。

■DATA

所在地 東京都世田谷区瀬田
竣工 2011年7月
敷地面積 130.11㎡(39.35坪)
建築面積 48.17㎡(14.57坪)
1F床面積 48.17㎡(14.57坪)
2F床面積 47.48㎡(14.36坪)
3F床面積 26.85㎡(8.12坪)
延床面積 122.50㎡(37.06坪)
構造 重量鉄骨造
規模 地上3階建
用途 専用住宅
家族構成 夫婦(30代)+子供2人
構造設計 正木構造研究所
  正木健太
設備設計 シマダ設計
  島田善衛
施工 前川建設
建築写真 西川公朗