千代田区の超都心部に建つ5階建て搭状の狭小住宅。クライアントは20代の独身女性。この場所で生まれ、生きていくことを決めた彼女が「家」に求めたこと、それは多くの人々を迎え入れる広い玄関と、家の中心を貫く象徴的なストリップ階段のふたつ。これまでの人生を雑居ビルの最上階で暮らしてきた彼女にとっての理想の家は、至ってシンプルなものでした。
狭い敷地ゆえゾーニングは平面ではなく、断面がポイント。トップライトからは、5層に吹抜けた階段を経由し、1階まで光が降り注ぎます。空間は3階の水廻りを挟んで下層をパブリック、上層をプライヴェートとして縦方向に分節しました。光の階段により、公私の関係が緩やかに結節された塔の家は、階段という大樹の枝葉に暮らすような不思議な感覚に包まれながら、都市の中で縦に暮らすという特殊解を示しているといえるでしょう。
■掲載雑誌
「住宅建築」
「LiVES」
「Memo」
「男の隠れ家」
「狭小住宅2」
「CAR AND HOME」
「スタイルのある家」
「プロの建築家が考えた小さな家の間取り」
「女性セブン」
■書籍
「ありえない家」/細野透著
「女ひとり思い通りの家を建てる」
/杉本薫著
「建築家とつくる私だけの小さな家」/杉本薫著
「現代日本の建築vol.2」/
アートボックスインターナショナル
「現代日本の空間vol.1」/
アートボックスインターナショナル
■WEB
「狭小住宅イズム」
■TV
「THE MENS TV」/BS朝日
「BS11PM」/BS日テレ
|
| DATA
|
|
| 所在地
竣工
敷地面積
建築面積
1F床面積
2F床面積
3F床面積
4F床面積
延床面積
構造
規模
用途
家族構成
構造設計
施工
建築写真
|
東京都千代田区
2001年7月
29.92m2( 9.05坪)
23.12m2( 6.99坪)
22.00m2( 6.65坪)
23.12m2( 6.99坪)
11.56m2( 3.49坪)
11.56m2( 3.49坪)
68.24m2(20.64坪)
鉄筋コンクリート
壁式構造
地上4階建
専用住宅
主人+愛犬
田中義吉設計事務所
渡辺組
中村友則 |